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同じ様には出来ない理由

陶器は自然の粘土や、窯の炎の微妙な違いなどによって、まったく同じ様には出来ません。
あえてその違いを味わって頂けたらと思います。

○土肌の色の違い
焼成する時に、窯の中の酸素状態を変えるために、ガスバーナーで炎を注入いたしますが、
その時に炎の当たり方の強さの違いなどによって違ってきます。


(灰色から薄茶色ぎみ)

○土肌の表情の違い
いちど作った表面を削り出した時に、土の中にある小石などによって出来た傷の違いによって出ます。
さらにその上に釉薬を刷り込んで拭き落とします。


(強く線が出ているものから所どころうっすらと)

○釉薬の色の違い
やはり焼成中の炎の強さや温度の微妙な違いによって出て来ます。
黒は特に鉄分が多く含まれているため、ちょっとした温度や炎の変化で、出やすいです。
うっすら緑から赤茶けた感じまで。


(黒っぽいものからうっすらと緑)

○器のひずみ
ろくろで作った丸い湯飲みなどでも、成形後の作業中に余計な力がかかってしまったりすると歪みます。
焼成中に重さのバランスが器全体で微妙に違いますので、どうしても出て来ます。
分厚く重く作って、あまり焼き締まらないような粘土ならばいいのかも知れませんが。


(重さでたわんだような感じ)

○釉薬の表面の鉄粉
小さな黒い点々かすかに出たりしますが、
土の中に入っていた鉄分が溶け出して表面に出てくる場合や、
釉薬の原料の中に紛れ込む場合や焼成中に窯の中から落ちてくる場合などがあります。
どうしても避けられないものもありますので、かすかなものはご了承ください。


(左上の黒点ではなく中央部分のかすかな4つの点ぐらいの物)

○釉薬の表面の気泡
焼成中に粘土の中の石などの隙間から、空気が抜け出る時に出来る事があります。
あとは釉薬をかける前の土の表面がザラザラしている時に出やすくなります。